
想いを宿す、MONAKAのマリッジリング
MONAKA jewelleryのマリッジリングには、それぞれに ― en(縁)、kumo(雲)、kasane(重ね)、tatae(讃え)、shino(東雲) ― といった名がつけられています。
日本の美しい情景や、人生の節目に込められた想いをモチーフに、デザイナーが一つひとつ丁寧にデザインしました。
お選びいただくスタイルは、素材・仕上げ・サイズ・刻印・ダイアモンドの有無などを組み合わせて自由にカスタムできるセミオーダー形式。既成のデザインにご自身の感性を添えて、自分らしいリングをかたちにしていただけます。
ここでは、MONAKAを代表する5つのシリーズをご紹介いたします。
▪ tatae(讃え)— 平打ち
一見すると極めてシンプルなデザインながら、内側にのみ施された繊細なテクスチャーに、誠実な想いや心の奥に湛えた感情をそっと込めたリングです。
「大切な気持ちは、表ではなく内に秘める」という、日本人らしい奥ゆかしさと美意識が宿る一本。
このテクスチャーは、デザイン的な意味合いだけでなく、装着時の密着感を軽減し、快適な着け心地を生み出す機能性も兼ね備えています。日常の中でも違和感なく自然に身につけられ、飾りすぎない静かな存在感が魅力です。
決して主張しすぎることなく、ほんの少しの個性を添えた、さりげない美しさを大切にしたい方へ。長い時間を共に過ごすマリッジリングにふさわしい、誠実な想いが込められたデザインです。
▪ en(縁)— 甲丸
めぐり合わせ、つながり、切れ目のない関係。
そんなかけがえのない「縁」を、やわらかなラウンドシルエットに込めたデザインです。途切れることのない丸い形は、永遠に続く絆を象徴しています。
そして、リング全体に散りばめられたドット状のダイアモンドは、どの角度から見ても繊細にきらめき、まるで果てしなく続く星空のよう。夜空に静かに輝く星のように、おふたりの未来を優しく照らします。
華やかさを抑えたミニマルなデザインは、飽きが来ず、時を重ねるほどに愛着が深まる一本。軽やかな着け心地とやさしいフォルムで、**「特別すぎない日常の特別さ」**を感じさせてくれるマリッジリングです。
▪ kumo(雲)— 甲丸
古来より吉兆の象徴とされる“彩雲”をイメージして生まれたデザイン。
ふわりと浮かぶ雲のように、指先にそっと寄り添うやさしい存在感を放ちます。
トップ部分には程よいふくらみを持たせ、手のひら側にかけて徐々に細くなるライン設計。手仕事でしか表現できない、なめらかな曲線美が指に自然に沿い、ストレスを感じさせない着け心地を実現しています。
一見シンプルでありながら、さりげないニュアンスと立体感が、日々の装いに柔らかな彩りを添える。
洗練された個性を静かに感じさせたい方に、そっと寄り添うようなマリッジリングです。
▪ kasane(重ね)— 槌目
一打一打、職人の手によって丁寧に刻まれた槌目模様には、ふたりが重ねていく時間の積み重なりを表現しています。
表面の凹凸は、ただの装飾ではなく、人生のひとこまひとこまを映し出すような軌跡。ヤスリを使い、バランスを見ながら一面ずつ丁寧に仕上げられたその質感は、機械的な整いとは異なる、温もりと深みを感じさせます。
しっかりとした厚みと適度なボリューム感があり、指に心地よく馴染む着け心地。一本でも存在感があり、他のリングとの重ね着けにも相性が良いデザインです。
節目を超え、時を重ね、味わいが深まっていく――
そんなおふたりの物語を、静かに、力強く語るマリッジリングです。
▪ shino(東雲)— 甲丸
"東雲(しののめ)"――それは、夜が明ける直前、
東の空がほんのりと明るく染まりはじめる、希望に満ちた時間。
新しい人生の幕開けを、朝に至るその最初の瞬間になぞらえたリングです。
外側と内側の素材や色味を変えることで、それぞれの個性を大切にしながらも、ひとつの調和を感じさせるデザイン。
カジュアルな装いにも馴染む重厚な存在感があり、ファッションリングとしても永く愛用いただけます。
太さや仕上げの選び方で表情が変わり、おふたりだけの「夜明け」を表現するカスタマイズも可能です。
夜明けの静けさの中にある確かな光のように、
これから始まる未来を、そっと照らす一本です。